MINAMI(オーボエ・マルチリード奏者)のプロフィール(詳細)
Minami Shimoba

本名、下羽 南。東京都府中市出身。
オーボエ・マルチプレーヤー(Oboe,sax,clarinet,flute,bassoon,recorder,etc...)日本オーボエ協会理事。板橋区演奏家協会会員。オフィスMINAMI代表。作曲・編曲多数。各種編曲楽譜は@ELISEにて販売中。三鷹市管弦楽団テーマ曲の作詞作曲。TV東京・水曜ミステリー9ドラマ内音楽作曲。

小さい頃は府中刑務所の塀にボールをぶつけて遊ぶ。5歳から親戚のピアノ教師の元でピアノを始めるが10歳で挫折。電車で行かねばならなかったり、親戚の伯父さんという事で、いつもほっぺつままれたりして可愛がられるのが嫌だった。小学校では縦笛名人でアコーディオンも演奏。中学校で祖父から受け継いだ尺八を習い始める。同時に音楽クラブに所属しバイオリンを始める。

高校受験では競争率1.1倍の都立高校に落ちるも、日本大学第二高等学校に合格。同時に名門吹奏楽部へ入部。特に希望がなかったらバリトンサックスをあてがわれる。その後テナーサックスも担当するが3年生になる直前に大学入試勉強に夢中になり退部。 千葉大学工学部建築学科入学。管弦楽団に入り、クラリネットを始める。 卒業後、住友建設株式会社に入社し建築構造設計を担当。 その後、読響ファゴット奏者の越康寿先生の演奏に感動し、先生に師事してファゴットを始める。以後、多数のオーケストラ等で演奏活動する。

「大企業にいては自分を生かせない」 などと、いかにも若造にありがちな勘違いをし、約3年半で住友建設を退職。社員10人のITベンチャー企業に転職する。その頃、一級建築士と第一種情報処理技術者を取得。転職したITベンチャー企業は1年ほどで倒産同然となり、無職に。

彫金に興味を持ち、ヒコ・みずの宝石専門学校(現 ヒコ・みづのジュエリーカレッジ)に通ううち、古巣の住友建設からIT関係の仕事依頼が来るようになる。1989年ソフトウェア開発の株式会社アーキテックスを設立。構造解析や環境計算(ビル風・騒音)などのソフトを開発・販売。その間音楽は、ビッグバンドでテナーサックスとフルート、オーケストラでファゴットを演奏するなどの活動を続ける。1994年から1995年にかけて、西東社よりPC関係の本を4冊出版

1996年、突然オーボエに目覚め、似鳥健彦先生の門を叩く。

オーボエを始めるとこれまでとは違って、他のことができない状態となり、プロになる以外の道はないと思い立つ。1日10時間練習するので、収入激減。怒涛のオーボエ生活が始まる。似鳥先生からコンクールも勧められるが、年齢制限でほとんど受けられず。

1997年、パルテノン多摩10周年祝祭管弦楽団のオーディションを受け、音楽監督の井上道義氏が直々に審査を行う中、首席奏者として採用される。同年、国際芸術連盟新人オーディションに合格し、推薦コンサートに出演。1998年、第8回全国ソリストコンテスト入選。同推薦コンサートに出演。1999年、草津オーボエアカデミーに参加し、以後、河野剛氏、G.シュマルフス氏に師事。H.シェレンベルガー、I.ゴリツキー、C.ハルトマン、M.ジェイクス各氏のマスタークラス受講。2002年11月、J.フランセの「花時計」(オーボエと管弦楽の為の)を合奏集団不協和音と共演。2003年10月、V.ウィリアムスのオーボエ協奏曲をアモルファス合奏団と共演。2004年11月、マルチェロのオーボエ協奏曲をコンセール・アミーと共演。2005年8月、長生淳氏の新曲オーボエ協奏曲「満庭の秋」をガリマテアス・ムジクムと委嘱初演。2008年9月バッハ/オーボエとバイオリンの為の協奏曲をVn矢谷和子、アンサンブル・アカデミアと共演。
2014年11月リヒャルト・シュトラウスのオーボエ協奏曲を合奏集団不協和音と共演。

2005年秋、オフィスMINAMIを設立し、本格的なプロ活動を開始。Mio Helenという強力なマネージャーも得て、レストラン、ホテル、イベントなど、あらゆる場所に営業に回る。演奏の幅を広げるため、ジャズサックスの石田博氏にも師事。 結婚(1996)してすぐに収入激減したりしたが、奥様も文句を言わず、応援してくれていて感謝。

2006年、異彩を放つピアニストMIKIとレストラン営業で出会い、MINAMI&MIKIを結成。2007年に1stCD「BLUE BELL」を発売。その後3枚のCDをリリース。全国各地で年100回を優に越えるステージをこなし、2009年には米国テキサス公演など、初の海外ツアーも実施。

多数の管楽器をこなすMINAMIと、ピアノ・鍵盤ハーモニカ同時演奏が絶妙なMIKIの異色のユニットで、オリジナル曲や、オーボエでは珍しいジャズ・フュージョン、ファンク、ロックなどを取り入れた新しい分野を切り開く。

MINAMI&MIKIでの出演実績

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2007,2008(東京国際フォーラム・ミュージック・キオスク)
ラ・フォル・ジュルネ新潟2011,2012,2013(りゅーとぴあ)
宮崎公演2007(佐土原総合文化センター大ホール、宮交シティアポロの泉、他)
旧古河庭園春バラフェスティバル・秋バラフェスティバル(旧古河庭園洋館前)2007,2008
米国テキサス公演2009(ヒューストン日本総領事館、ICCダラス教会、クレメンツ・ハイスクール、他)
横浜開港150周年記念コンサート2009(赤レンガ倉庫ホール、Y150トゥモローパーク・ステージ)
神代植物公園秋のバラフェスタ(神代植物公園バラ園テラス)2010
新潟・内の倉ダムコンサート2010
川崎市・坂本九メモリアルコンサート 2011
すぎなみ文化芸術活動助成基金助成事業2011(手紙~想いを五線紙にのせて 杉並公会堂小ホール)
あさお芸術のまちコンサート(昭和音楽大学ユリホール,新百合トウェンティワンホール)

荻窪音楽祭(杉並公会堂大ホール、グランサロン)、自主企画:音楽とワインの美味しい関係
大倉山秋の芸術祭(大倉山記念館ホール)
庄野真代と国境なき楽団メンバーとして (日比谷公園小音楽堂ステージ、国営昭和記念公園、セプテンバーコンサート)
ロビーコンサート・ランチタイムコンサート等 (東京オペラシティー近江楽堂、新宿文化センター大ホール、東大和市ハミングホール、東久留米市役所、成東文化会館、日本財団ビル、新宿エステックビル、ゲートシティー大崎、日立シビックセンター、秋篠音楽堂、山梨県立美術館、常陸太田市パルティーホール、東御市文化会館、他) 他

2014年夏、MINAMI&MIKIの活動を休止後2015より時々ゆるく再開。

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Youtubeチャンネル https://www.youtube.com/c/MINAMI-oboe(チャンネル登録もお願いします!)

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